MT4(MQL4)/MT5(MQL5)のiSpread
指定したローソク足のスプレッドを取得できます。
long iSpread(
const string symbol, // 銘柄
ENUM_TIMEFRAMES timeframe, // 期間
int shift // シフト
);
「shift」は、現在の足から何本分前にずらすかを表します。
MT5で新しく登場した関数のようです。
サンプルコード
過去のローソク足のスプレッドを取得してチャートに表示してみます。
void OnInit()
{
Comment
(
"iSpread(""NZDUSD"", PERIOD_H1 , 1) = ",iSpread("NZDUSD", PERIOD_H1 , 1),"\n",
"iSpread(Symbol(), Period() , 1) = ",iSpread(Symbol(), Period() , 1),"やっている事は↑と同じ","\n",
"iSpread(Symbol(), 16385 , 1) = ",iSpread(Symbol(), 16385 , 1),"やっている事は↑と同じ","\n",
"iSpread(Symbol(), 16385 , 2) = ",iSpread(Symbol(), 16385 , 2)," ※バーを2本シフト"
);
return;
}
PERIOD_H1が”60”ではなく”16385”になっているのは、MT4→MT5の仕様変更によるものです。
詳しくは【MT5(MQL5)サンプルコード】_Period、Period()を参照。
結果
銘柄情報に設定されたスプレッド情報が取得されるようです。(銘柄情報の見方は、「表示」→「銘柄」→通貨ペアを選択→「チャートバー」タブ→期間を指定→「情報呼出」)
1本前はこちら。
2本前はこちら。
2本前のスプレッドが表示されているのが分かります。
【参考】MQL5公式ページ
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