MT5(MQL5) Python用MetaTrader関数のversion
概要
MetaTrader 5ターミナルバージョンを取得します。タプルでMetaTrader 5のターミナルバージョン、ビルド、リリース日を取得できます。
呼び出し
version()
戻り値
タプルでMetaTrader 5のターミナルバージョン、ビルド、リリース日の3つの要素が戻り値として渡されます。
エラーの場合はNoneを返します。エラーに関する情報はlast_error()を使用して取得できます。
類 | 説明 | 値の例 |
---|---|---|
integer | MetaTrader 5ターミナルバージョン | 500 |
integer | ビルド | 2007 |
string | ビルドリリース日 | ’25 Feb 2019′ |
サンプルコード
3つのバージョン情報の取得して出力します。3つ要素それぞれの型も調べます。
import MetaTrader5 as mt5
mt5.initialize()
print('# そのまま出力する')
print(mt5.version(), '# mt5.version()')
print('\n')
print('# 型(type)を調べる')
print(type(mt5.version()), '# type(mt5.version())')
print('\n')
print('# タプルから要素を一つずつ取り出す')
for item in mt5.version():
print(item, '# item')
print(type(item), '# type(item)')
print('\n')
vertuple = mt5.version()
print('# 要素を指定して取り出す')
print(vertuple[0], '# MetaTrader 5ターミナルバージョン')
print(vertuple[1], '# ビルド')
print(vertuple[2], '# ビルドリリース日')
print('\n')
mt5.shutdown()
結果
3つのバージョン情報の取得して出力します。3つ要素それぞれの型も調べます。
# そのまま出力する
(500, 3219, '25 Feb 2022') # mt5.version()
# 型(type)を調べる
<class 'tuple'> # type(mt5.version())
# タプルから要素を一つずつ取り出す
500 # item
<class 'int'> # type(item)
3219 # item
<class 'int'> # type(item)
25 Feb 2022 # item
<class 'str'> # type(item)
# 要素を指定して取り出す
500 # MetaTrader 5ターミナルバージョン
3219 # ビルド
25 Feb 2022 # ビルドリリース日
【参考】MQL5公式ページ
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